公開日：2024年4月10日｜更新日： 2024年4月10日

業務用エアコンが暖かくならない

業務用エアコンおすすめ業者3選

当サイトで紹介している業務用エアコン販売会社の中から、自社販売で、万が一の時も安心な24時間365日の電話サポート対応をしてくれるところを保証年数の長い順に3社ご紹介します。（2021年11月時点）オフィスや店舗に欠かせない業務用エアコンの導入をご検討されているなら、ぜひ参考にしてください。

リーズナブルな
料金と充実の
サポートが魅力

ダイキンHVAC
ソリューション東京

引用元：ダイキンHVACソリューション東京公式HP(https://www.daikin-hvac-tokyo.co.jp/anshin/)

保証年数

10年

特徴

初期費用０円で導入可能
月々8,700円（税抜）から利用可能
24時間365日サポートを受けられる

公式サイトを見る

迅速対応＆
多数のメーカー
取り扱い

株式会社シャインエアー

引用元：株式会社シャインエアー公式HP(https://www.shine-air.co.jp/)

保証年数

7年

特徴

対応が迅速
幅広い提案を行ってくれる
多数のメーカーを取り扱っている

公式サイトを見る

受付から提案、
アフターフォロー
まで

ACNエアコン

引用元：ACNエアコン公式HP(https://www.acn-aircon.com/)

保証年数

期間の記載無し

特徴

リース契約なら初期費用０円で導入可能
環境に適した商品とサポート
安心・快適に使えるよう先進のサポート

公式サイトを見る

※保証期間参照元
ダイキンHVACソリューション東京公式HP：https://www.daikin-hvac-tokyo.co.jp/anshin/（2021年11月時点）
株式会社シャインエアー公式HP：https://www.shine-air.co.jp/lease/（2021年11月時点）
ACNエアコン公式HP：公式HPには期間の記載はありませんでした（2021年11月時点）

冬場や気温の低い日に業務用エアコンの電源を入れたにもかかわらず、一向に室温が上がらず暖かくならないといったケースは、業務用エアコンのトラブル例として比較的多いものでしょう。

業務用エアコンが暖かくならない理由は、エアコン本体の故障だけでなく、エアコンの使い方や環境も考えられるため、まずは詳細を把握することが大切です。

業務用エアコンをつけても部屋が暖かくならない時の原因

リモコンの設定ミス

業務用エアコンの効き目が悪かったり、いつまでも部屋が暖かくならないと感じたりする時、しばしば原因として考えられるものの1つが設定温度のミスやリモコンの操作ミスといったヒューマンエラーです。

業務用エアコンの温度設定や稼働状況をコントロールセンターなどで一元管理している場合はともかく、それぞれの部屋や施設で個別にリモコン操作をするような場合、エアコンの温度設定を誤っていたり、運転が暖房でなく冷房やドライ（除湿）になっていたりといったケースは少なくありません。

温度設定の誤りは当然ながらエアコンの効果を発揮できませんし、仮に温度設定が適性でも運転モードが適切でなければやはり正常な動作は期待できません。その他、風の向きや風量にも気をつけましょう。

霜取り運転をしている

冬場や寒冷地のエアコンでなかなか暖かい空気が出てこない原因の1つに、エアコンが霜取り運転をしているというケースもあります。

霜取り運転は業務用エアコンに限らずあらゆるエアコンに搭載されている機能であり、室外機の熱交換器に付着した霜を落として、室外機の動作を正常に維持するためのシステムです。

霜が多くついている状態では室外機が正しく外気を吸い込めないため、エアコンが正常に動作できないため、霜取り運転は状況に応じて必要な機能です。しかし霜取り運転の最中はエアコンの動作が制限されるため、暖房機能は霜取り運転が終わるまで待たなければなりません。

フィルターなどのお掃除不足

室外機に付着した霜が空気を吸い込む邪魔になるように、エアコン本体のフィルターが汚れてホコリで目詰まりを起こしているような場合も、吸排気システムが正常に作動しなくなりエアコンの機能が低下します。

またフィルターが目詰まりしている場合、エアコンにかかる負荷も大きくなり、電気代などのコストが増大してしまうことも問題です。

そのため業務用エアコンが暖かくならない時は、フィルターが汚れたり目詰まりを起こしたりしていないかチェックすると共に、そもそもフィルター掃除を定期的に行って目詰まりを防止することが大切です。

室外機の周りにものが置かれている

室外機が汚れたり、その周囲に不要なものが置かれてしまって空気の流れを阻害したりしているような場合、吸排気の効率が悪化してエアコンの動作にも悪影響を来します。

また豪雪地帯や雪が多く降った日などは、室外機の周囲に雪が積もって空気の流れを遮断しているといったケースもあるでしょう。

特に普段から降雪の多いエリアであれば室外機の設置にも配慮されていますが、あまり雪の降らないエリアで急に大雪が降ったような場合、思いがけず室外機の周囲が雪などで塞がれてしまう恐れもあるため、エアコンが暖かくならないと思った際には室外機の周辺を確認することもポイントです。

冷媒ガス（フロンガス）が漏れている

エアコンが温度管理を行うためには、エアコンの内部に充填されている冷媒ガス（フロンガス）を使って、その気化熱を利用する必要があります。

そもそも気化熱とは物質が液体と気体の間で変化する際に移動する熱を意味しており、エアコンはこの気化熱をやりとりすることで外気よりも冷たい空気や熱い空気を生み出します。

そのためエアコンの本体や内部に損傷などが発生して、冷媒ガスが漏れてしまっている場合、気化熱のやりとりが正常に行われず温度変化を生じさせることができません。

また冷媒ガスは漏れていなくても、それを圧縮するコンプレッサーが故障している恐れもあります。

外気温が低すぎる

業務用エアコンを含めてエアコンは冷媒ガスとコンプレッサーの作用により、室外の空気と熱をやりとりして室内の空気を冷やしたり温めたりします。しかし、外気温が高すぎたり低すぎたりすると、この熱のやりとりによって調節できる範囲を超えてしまい、十分に空調管理をできなくなることもあるでしょう。

明らかに外気温が低すぎて熱交換が追いつかない場合、業務用エアコンをつけてもなかなか暖かくならなかったり、またようやく温まってもすぐに壁や窓から熱が逃げて室温が下がったりといった状態になり得ます。

暖かい空気が室内上部にたまっている

業務用エアコンは室温を適切に管理するため、エアコン本体に温度を検知するセンサーを搭載しています。一方、温められた空気は冷たい空気よりも上昇しやすい性質を持っており、つまり暖かい空気は天井付近へ滞留し、冷たい空気は床面付近で貯まりやすいといったことがポイントです。

これにより、床の上で生活している人にとっては冷たいのに、天井付近で温度を検知しているセンサーは暖かい状態だと誤認識してしまい、結果としてエアコンの効きが悪くなってしまうという状態になります。

そのため暖かい空気が天井付近でたまらないよう、送風機などで風流をコントロールして室内に空気を循環させることが大切です。

業務用エアコンの能力不足

根本的にエアコン性能が悪かったり、経年劣化によって機能が低下していたりする場合、想定している空調管理効果を獲得することはできません。

業務用エアコンのように機械設備や機械製品には必ず耐用年数が設定されており、長く使用すればするほど部品やシステムの不具合や機能低下が起こりやすくなっていきます。

特に業務用エアコンは使用場所によって24時間体制で稼働させていたり、広範囲の空調管理を常時行っていたりと高負荷な環境になっていることも少なくないため、家庭用エアコンより劣化が進みやすい可能性はあるでしょう。

業務用エアコンの故障・寿命

冷媒ガスの漏出やフィルターの目詰まり、その他にも何かしらの不具合や故障によって、そもそもエアコンが正常に動作していないことが考えられます。また、経年劣化が進行して、いよいよ電化製品としての寿命を迎えているかもしれません。

業務用エアコンには故障や不具合を知らせるシステムとして、リモコンの液晶画面にエラーコードが表示されたり、本体の電源ボタンの色が変化したりといった機能が搭載されています。

そのため、業務用エアコンが暖かくならない上、リモコンに見慣れない数字やアルファベットが表示されているような場合、直ちに電源を切ってから取扱説明書やサポートセンターでそれらの意味をチェックしてください。

業務用エアコンの故障だったら…修理と買い替えはどちらがお得？

根本的に耐用年数を超過していたり、使用状況によって経年劣化が進行していたりする場合、エアコンを修理しても再び故障するリスクが高くなってしまいます。そのため、故障と修理を繰り返してその都度コストをかけるよりも、新しいエアコンへ買い替えて安定動作を叶えるほうが結果的に安くなるケースは少なくありません。

また、新しいエアコンは省エネ性能が向上しており、古いエアコンよりも電気代などのコストを軽減させやすいことが重要です。これにより、長い目で見れば高機能エアコンへ交換したほうが、ランニングコストを節約できてトータルコストの削減につながるかもしれません。

その他、業務用エアコンの導入や交換には補助金や助成金を利用できる場合もあります。

業務用エアコンの修理と買い替えはどちらがお得？